「脳はやる気より感情を伴ったイメージの方が勝つからな。」
「それがポジティブ、ネガティブ問わずね。」
「逆にそれを利用して、試行する時に利用すればいいんじゃね。」
分かります、その思い。
こんにちは、【人の信用を守る人】です。
今まで自然にやっていたことですが、
脳科学の視点からも裏づけがあることが分かりました。
例えば、昔から目をつぶると
そこに少し年代ものの白黒の映像が動き始めます。
これは、少しは自分の意識でその映像を動かすことが出来ますが
完全には動かすことができません。勝手に映像が流れていきます。
瞑想の時も、感情を伴ったイメージがポンポン浮かんでくきます。
人は、意識的に何とかしないとというものよりも
無意識で勝手に反応している感情のほうを優先します。
これは周りに食い殺されるような猛獣がすんでいた
狩猟採取時代から急激にその頃からすれば
とても安全に現代社会の中で暮らせているのですが、
脳は狩猟採取時代からそれほど変わらないからです。
「やる気を持たないと!」のような意識を持つ裏側では
やる気を持たないとと思うくらいやる気がないんだな今。
という自動思考や無意識が働いてしまう可能性があります。
では、そのようなくせのある人間の脳が
集中力を高めるにはどのようなコツを大切にすればいいかというと
ストレスとリラックスの差が大きければ大きいほど集中力が高まりやすい
という性質を使います。
具体的には以下の3ステップです。
1.新たに試行する習慣についてやらなかった場合の自分をイメージする。
2.その習慣が終わった場合の自分をイメージする。
3.リラックスしている自分をイメージしたら、その習慣に取り組む。
ここで大切なのは、やる気などの意識つまり意思を極力使わないことです。
毎日、朝運動していて分かるのですが、
やる気などの意識を使うのはやっている最中です。
それも、完全な習慣にするとやる気すらもいらなくなります。
毎日少しずつ成長を感じる指標が一つでもあればいい。
やる前から興奮させてやる気を持つとそれだけで
脳が満足感を得て、明日でいいやみたいな状態になります。
毎日のことだからこそ、新たに試行する習慣を
自分の習慣にするために意志力ではなくイメージを利用する。
意志力というのは自分の一部分でしかないため、
長い目で見て息切れするんです。
イメージは自動で生まれてしまう悲観的な自動思考や
抗うつ的な思考、悲観的な思考、批判的な思考などどんな脳の癖も
受け入れてくれるので脳が安心するんですね。
ひとそれぞれ思考に自分で気づかない癖があると思いますが、
それも含めて認めてあげないと新たな習慣が身につくかどうか微妙です。
意志力なんて自分のほんの一部なんですよ。
他の部分も受け入れないとそりゃ長続きしないっしょ。
でも、脳はいたって単純なので、受け入れてあげると安心しますよ。
そこから意思の自分と一緒になって脳が新しい習慣習得に
チャレンジしてくれます。
毎日が新たな習慣の思考実験の繰り返しです。
あなたは、どのように新しい習慣を取り入れていきますか。
以上、【人の信用を守る人】でした。
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