2020年9月24日木曜日

【人の信頼を守る】心が冷淡で感情が動かないとされるサイコパス研究から生まれた一般人でも使えるファンクショナル・サイコパスとは!

「何かがあった時に、感情を引きずる気持ちってあるよな。」

「全く関係ないのに過去のいやなことの雪だるまにくっつけたりしてね。」

「そんな気持ちが微塵もない人たちの行動って興味あるな。」


分かります、その思い。

こんにちは、【人の信頼を守る人】です。

今まで出会った人の中で、この人仕事できるなーと

隣で観察しながら感じた人の共通点として、

感情と行動が切り離されているように見える人たちでした。


今の職場でつながる人でもやはり仕事が出来る人は

特に業務中においては感情と行動を切り離して、

成果に向けて、業務遂行しているように観察できる人です。


サイコパシー研究者のケヴィン・ダットンさんによれば、

いわゆるサイコパスと呼ばれる人たちの特徴のひとつとして

感情の欠如、特に不安や恐怖などの一般的に負の感情と呼ばれる

感情が異常なほど不感であることがあげられます。


その研究過程で成果として現れた

サイコパスの持つ機能性について着目したのが、

ファンクショナル・サイコパスなんです。

サイコパスでない人でも自分の習慣に取り込んで

日々の生活で応用が出来ますよ。


私はサイコパスとは真逆の歩行瞑想や運動習慣を

日々取り入れないと、感情と行動を切り離せないタイプの性格を

自分の中に感じる人間です。

心理学用語でインナーパーソナリティーという言葉があります。

私はこの概念を知った時に助けられました。

皆さんは性格って固定されたものって捉えていませんか。

私は自分の性格を長く固定されたものだと捉えていたのですが、

インナーパーソナリティーで自分の性格を捉えると、

円グラフのように捉えられ、時と場合によって

それぞれのインナーパーソナリティーの割合が変わる感じで

自分の性格を流動性のあるものだと捉えられます。

今、この性格、感情が前面に出ているなとか捉えられるんです。

つまり、自分の性格はいくつもの側面があり、

今こういう状況に巻き込まれているから、

この感情が前面に出ているんだなと捉えられます。



うつ病研究の認知行動療法で生まれたチェックリストにもある

「物事を0か100かで捉える」

みたいなもので、

性格を固定されたものと考えると

それ自体がたいていの場合、その人にとって負の側面の固定なので

「自分の性格を0か100で捉える」

ことになり、気分がいい時は100点、

急にトラブルに巻き込まれ、負の感情が前面に出る時は0点

みたいな捉え方をしていると徐々にうつ病傾向になっていきます。


自分の中にいくつくらいのインナーパーソナリティーがあるのか

捉えるには、日常生きていて、様々な場面で以下の3つの機軸で

自分に問いかけてみれば分かります。

今の自分が、

1.自分について?他人について?

2.過去について?未来について?

3.ポジティブか?ネガティブか?

の三つの機軸です。


そして、今日の本題のサイコパスの人たちは

3の質問のネガティブつまり恐怖や緊張などの負の感情を

自分についても、他人についても、

過去についても、未来についても、

持ち合わせていない性格です。


皆さんはサイコパスと聞いて、どのようなイメージがありますか。

ホラー映画のタイトルとかでありそうで、

無感情で人を何人も殺す無差別殺人者などのイメージがある人もいると思います。

サイコパシー研究者で心理学者のケヴィン・ダットンさんの

サイコパスの研究過程で発見されたファンクショナル・サイコパス

と呼ばれるサイコパスの機能性に関する研究結果は

私にとっては驚くべきものでした。


サイコパスと呼ばれる人たちの中でも、

反社会的な行為を繰り返す人たちばかりでなく

社会的に成功を掴み取っている人たちがいることが分かったんです。

その人たちを丹念に調べて、

サイコパスの性格の中で社会的に成功するためのヒントになる

ようなものはないか考察したのが、ファンクショナル・サイコパスです。


これは、私がこの記事に最初に書いてあった

仕事が出来る人たちの観察によって得られたことと似ているのですが、

感情と行動を切り離せているということです。

自分は今こういう感情だから、お前が悪い的な

むすっとした態度を取ったこともありました。

本当にすみません。

感情任せにアグレッシブに相手に対して圧をかけるのも、

感情を押し殺しているようで、脳内では今起きたことで

感じた自分の感情に引きづられるのも

どちらも感情と行動を切り離せていない状態です。


私が毎日朝、数十分の歩行瞑想をしている時に

意識していることは、歩きながら、

感じる他人に対するアグレッシブな感情も

過去にひきづられる感情も感じたそのままで

一旦受け入れる感じです。


その上で、「で?何なの?だから何?」

と自分に問いかけます。

これが感情と行動を切り離す第一歩です。

これに関しては訓練をして、小さな成功体験を

これからも繰り返していきます。

突然起きたトラブルに感じる感情を置いておいて、

即最善の行動を取れる人間になれるよう成長を重ねています。

その延長線上に、つながる皆さんの生活が守れる経営者としての

自立があると信じています。人生いつまでも試行錯誤です。


あなたは、目の前で起きたトラブルに対する感情と切り離して最善の行動をとれますか。

以上、【人の信頼を守る人】でした。

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