「人と話していて、言いたい事を言えないことあるよね。」
「言い過ぎたと思って、後悔する時もあるよな。」
「何かに依存する気持ちってそういう心の揺れ動きから始まるらしいよ。」
分かります、その思い、問い。
こんにちは、【お金を守る人】です。
昨日、友人の家に行って、たまたま見たテレビ番組で
元プロ野球選手の清原さんがいかに薬物におぼれていったかという
再現ドラマがやっていました。
その中に出てきた依存症患者専門の精神科医の先生の発言に
ハッとさせられました。
長年薬物を使ってきた清原さんは
ある時は薬物依存症ではなく、
薬物をコントロールできる人間だと思い、
そして、再び使ってしまった後には、
なんて駄目な人間なんだと後悔をすることを
繰り返していました。
つまり、自分自身の現在の立ち位置を
客観的に把握できていなかったんです。
逮捕され、執行猶予の後半に出会った
その精神科医の方は清原さんに会った時に行った
言葉が心の葛藤を抱える人に共通するものだなと
改めて思いました。
初めて、精神科医の方が清原さんに会った時に、
「ここまで来るのは大変だったでしょう。
ここでは、薬物が使いたくなったら、
正直に僕に話してください。」
「清原さんに正直に話してと言った手前、
私も正直に話します。
清原さんは重度の薬物依存患者です。」
清原さんはその時に重度のうつ病も発症していましたが、
この言葉を聞いたところから回復に向かって歩き出したそうです。
そして、この後の言葉がなるほどと思ったところです。
その精神科医は再現ドラマではなく、本人顔出しで
「薬物を快楽として使っていたら、いずれ人間は飽きます。
重度の薬物依存になる人は薬物を知る前から
周りに起きた物事に対する認知のゆがみが大幅にあり、
完璧主義のまじめな人が多い。
周りに起こったことをすべて自分の責任と捉えることが多い人。
そこの認知のゆがみに気づけて始めて、
薬物を断ち切ることをスタートできます。」
という趣旨の発言をされていました。
もちろん、認知のゆがみに気がついて
立ち直ったと思っても、
生きていれば、大きなストレスがかかることが起きるもの。
強烈な使用したいという欲望が再びぶり返して、
浸かってしまっている再犯者が多いのも事実。
しかし、自分の客観的な立ち位置を自分の言葉で
言語化できないで、むすっとした顔で
腹に気持ちを溜め込んでいる悪習慣を持っている人は
薬物でなくても、何かの依存症におちいる予備軍です。
わたしは、毎日こうしてこの場所を使って言語化できています。
ほんとにありがたいことです。
私はまだまだです。これからもこの習慣を継続していきます。
あなたは過去に何かに依存したことはありますか。
以上、【お金を守る人】でした。
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