2020年7月25日土曜日

【お金を守る】なぜ、日本は町中に標語があるのかから考察する無意識レベルでの日本社会の排除の仕組みとは?

「不審者見つけたら、110番!」

「おじいちゃん 安全運転 ありがとう」

「樽井はやったる!という地方議員のポスター」

ってなんの意味あるの?バカにしてるの?


分かります、その思い。

こんにちは、【お金を守る人】です。



昔から日本の町中にある

企業の看板はいいとして、

上記のような標語や議員のポスターに

何の意味があるのかわからず、

バカにされている感覚を持っていました。


しかし、今朝の新聞の

精神科医方の分析が大変興味深かったので、

自分の言葉で噛み砕いて、

言語化したいと思います。


議員のポスターは置いておいて、

標語は聖人君子を、理想とする

行政の執行のありかたを

無意識レベルで示しています。


例えば、

喫煙所の作り方も

同じような発想で作られていて、

人のあまり目につかない

吸う人には副流煙も気にせず、

密になって吸わせるのが、

当たり前だろ。


ホームレスの人達は

税金を払っていないのだから、

排除されて当たり前だろ。


そういう排除の論理が

現れているのが

標語だとしていて、

理解が深まりました。


生きにくくさせているのは、

集団の無意識なんです。

多数の人が口に出さなくても、

そう考えているから、

お前らは排除されて当然という感じ。

口に出さないで感じてよってあたりが

何とも日本らしい空間作りの典型例が標語だったんです。



集団的無意識というぬるま湯に浸かっていると


そこからそもそも論で考えないから、

日本は経済的な成長も30年以上出来ていないとも言えます。



自分たちの集団的無意識をぶっ潰すところから

思考していないからというのも理由の一つでしょう。

おんなじ様な人間が集まっても

駄目であるという経営者の方たちが結構いるのですが、

こういう理由もあるんでしょう。

新しい革新的なサービスをするには、

そもそも論で考えなければ出てこないのに、

ビジネスをしようと集まった集団が

ある社会の集団的無意識を共有する人たちだけで構成されていたら

素早い改善は出来ても、今の時代に必要な

スクラップ&ビルドを平然とこなしていく身軽さを伴えないです。

私のゆるい人間関係の先にあるビジネス・プロジェクト集団は

集団的無意識を共有していない人たちで革新的な技術を生み出していきます。


モチベーションを利用して身につけたい技術獲得を意識しても

中々上手く習得できないですが、

無意識領域である習慣化を利用すれば、表面上の感情を動かさずに

自分のものになるまでひたすら技術向上できるのと同じことを言っています。



ユング心理学で

集団の無意識という

言葉を父親からはじめて聞いた時に

とても興味を持ちました。

しかし、言葉上の定義は分かりましたが、

具体例が上手く想像できなかったので、

遠い存在のように感じていました。



しかし、よく日本の街を観察すれば、

そもそもそれがそこにそういう風に

掲示されている、そういう風に端っこに置かれている

あたりまえでしょと

何も考えないで街づくりがされている

それが集団の無意識というものの分かりやすい例なんだと

すーーと理解できました。



そこから考えると

だからこそ、人種や宗教や価値観の多様な人たちの

集団はビジネスとしても強いし、

一つの集団の無意識に引っ張られないで

当然を当然のままにしないで、

新しい革新的な技術、サービスが提供できるだなあと思いました。



昔、2年半マレーシアの

マングローブの保全しているNGOで働いていた時に

なんだか自分が受け入れられている感を感じたのは

違和感のある集団的無意識が町の中に現れていないので、

余計なことを考えずに

与えられた問題に集中でき、

改善策を実行するのに没頭できたので

あっという間の時間だったのだなと

今回の文章を分析していた時に感じました。



何かまた少し自分が理想としたい

人間関係のあり方が分かってきました。

多様性ってはっきり言えば、

人間の枠を飛び越えて、

単細胞生物の生き様から

AIの考え方の癖まで含めて

考えるところからスタートして、

言語化する技術を磨きまくって、

自分たちの生み出したサービスを

ガンガン改善どころか、

スクラップ&ビルドしていけばいい。



言語化できることは本当に大切なことです。

自分ひとりの時に、ありとあらゆる

自分の興味のあるものを言語化する訓練をしていると

全く同じ人の文章を読んだり、

人と会話を楽しんだりした時も

得られる情報は雲泥の差になります。



つまり、言語化能力を鍛えると

仮説を立てて何かを行ったときに得られる

フィードバックの量が大量になり、

この言語化技術に磨きをかければ、

同じ時間当たりの得られる有益な情報が増えるので、

頭脳労働のもしかしたら、

最も大切なポイントの一つではないかとこの頃考えています。



しかし、かっこいいことは言っても私は日本人。


自分の無意識に

そのような排除の論理が

あることを自覚しつつ生きます。

言語化することは無意識レベルの事象を

意識レベルへと引き上げて、自分を客観視する元になります。

これが、私にとっては大人になることです。



あなたは標高に違和感を感じますか。

以上、【お金を守る人】でした。

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