2020年12月15日火曜日

【人の信用を守る】悩んでいる人は、時間をかけない魔法の杖を探したがります。

「時間は取り戻そうとしても、取り戻せないからね。」 

「悩んでいる人は問題解決能力を鍛えないし、解決に長い時間かかるのが耐えられない。」

「人間関係構築等に魔法の杖なんてないのにね。」


分かります、その思い。

こんにちは、【人の信用を守る人】です。

物事を認知する際に

特定の神経細胞に微弱な電流が流れ、

特定の行動につながります。


見えるでなく見るのように

五感から感じとって自分の認知をする際に、

何度も同じように認知をすると

いつも特定の神経細胞に微弱な電流が流れやすくなります。

それが、依存症であったり、思考の癖です。


美味く行っている時は上機嫌で、

うまくいかなくなったら、その失敗を隠すために

やめてしまうという行為を繰り返す場合、

その行為を深掘りしても何にもなりません。

むしろ、悩みが増していくだけです。


クリストファー・ピーターソンさんと

リーザ・M・ボッシオさんが

『健康的な態度』という書籍に

心理学的な物事の解釈の仕方の指標が書いてあります。

その行為をなぜ行ったのかという動機を言語化してみます。

それを以下の3つの視点から分析するとその人が

神経症的傾向が高いか低いかがある程度分かります。

1.自分の内的になものに求めるか、自分の外的なものに求めるか

2.失敗を起こした原因が持続的ものなのか、一時的なものなのか

3.限定的に考えるか、包括的に考えるか


たとえば、最初に伝えたとおり、

何度も失敗することを

「俺はいつも何をやっても駄目な人間だからだ。」

という自分の内的、持続的、包括的に動機を考える人が

神経症的傾向が高い人です。

そういう脳の回路に電気信号が何度も流れるので

とても流れやすくなってるんだろうな。


もう一度上の動機の文章を読んでもらえばわかるんですけど、

「俺はいつも何をやっても駄目な人間だからだ。」

ってとても抽象的ですよね。

自分の内的、持続的、包括的に動機を考えると

抽象的なので、ますます対処行動が浮かばずに、

成長が阻害されてしまいます。

脳の有用に考えられる部位が全然活発に働いていない証拠でもあります。


それが、例えば、

自分の外的、一時的、限定的に行動の動機、原因を考える

「お店の売上が少ないのは、コロナの影響で、

 冬場の夜は特に寒くて乾燥しているので、

 人々の外出が少なくなっているからだ。」

のように具体的になります。


そして、具体的な動機、原因に落とし込むと、

「昼間の暖かい時間帯に積極的にご近所のお1人で住んでいる高齢者の方に声をかけて、

 焼肉を食べて、心身の健康の素であるたんぱく質を積極的にとってもらえる

 換気の効いたちょっとした会話が出来る焼肉バイキングを提供しよう。」

というような、改善のための具体的手段が表れるわけです。

ちなみに、例えは味仙荘の客足の減少とその改善方法を考えました。


今は失敗の話をしましたが、

成功している時にでも、

自分の外的、一時的、限定的に行動の動機や原因を求めれば、

更なる改善につながります。

でもそこには時間をかけないでなんとかなる魔法の杖はありません。


悩んでいる人は自分の内的、持続的、包括的に出した

抽象的な動機に反芻的に悩まされ、疲弊し、

少し元気が出ると巻き返そうと短時間で成果の出る魔法の杖を見つけた!と

詐欺にひっかかったりします。


基本的に絶対積極の姿勢を持ち、

行動の動機を自分の外的、一時的、限定的に求めていけば、

時間を使いますが、自分の思い描いている姿に近づいていきますね。


あなたは、行動の動機を自分の外的、一時的、限定的に求めていますか。

以上、【人の信用を守る人】でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

【お金を稼ぐ】トレーニングの最終目標は実際に人にやって教えることができること!

「教えてもらうだけでは、できるようにならないんだよな。」 「目標自体がその人がどうしてもやりたいことである必要もあるな。」 「人に教えることができて、はじめて1人でできるんだよな。」 分かります、その分析。 こんにちは、 【お金を稼ぐ人】 です。 スマホの故...