「一度、もうどうにでもなれってなると連鎖するよな。」
「そうそう、すべてのことがどうでもよくなる。」
「何かそのプロセスを切断する仕組みないかな?」
わかります、その思い、問い。
こんにちは、【人の信用を守る人】です。
心理学を学んでいる人では知らない人はいないであろう
有名な論文があります。
1975年ハーマンさんとマックさんの共著の論文の中の実験結果に
名づけられた『What-the-Hell effect』です。
WTHE効果とも日本語で言うと「もうどうにでもなれ効果」や
「どうにでもなれ効果」として知られている現象です。
私が心理学が好きな一つにこの文字を使う感覚があります。
学問は様々な目的がありまずが、
科学的に事実を追及することが一番の目的でしょう。
しかし、心理学というのは、
目の前に精神的に傷ついた人が
どんな現象を経て、その状態になったのかを
科学的に調べるだけでなく、
また、どんな意識を持てば、克服できるのか、
または、克服する可能性が高いのかが
科学的に実験で調べられているので、
私は心理学に魅力を感じます。
あと、別に学部等で論文を区別してません。
今は一般の素人である私の強みは
世界中に溢れている論文から
自分やこの文章を読んでくれている人の
人生が少しでも好転する要素を抽出して、
実際に楽しい人生をともに歩みたいと思っているのみです。
そこには、区別も、差別もなんもありません。
ただ、思いのまま、好奇心の赴くまま自分の人生に
新しい習慣を身に付けていくのみです。
先人の方々の知恵はとりあえず、
一度試してみて、自分に合っているなら、
習慣にしてしまいます。
人生の半分は習慣で出来ていて、
残りの半分の半分は自分が自ら選んだ環境で出来ています。
つまり、約75%近くが後天性のもので
自分でコントロールできるものなので、
そこは常に意識しています。
ということで、横道に大幅に逸れましたが、
まあ、週末ということで許してください。
今日は、大好きな焼肉屋さんで
これまた大好きな知人に会えるのが楽しみで楽しみで。
話を戻しますね。
「もうどうにでもなれ」と今まで一度でも思ったことがありますか?
私は両手で数えられるくらいはあります。
その時は、まあ私の場合、たいてい大酒飲んでましたかね。
そんな依存物質を体に取り込んでも、何も解決しないどころか、
物事が好転することは一切ないのにね。
大酒飲みの私に悪影響を受けた方、申し訳ございません。
もう3年近くお酒飲んでませんので、
お気軽に声をかけてください。
その節は大変お世話になりました。
生きていく中で、大小あれど、挫折はつき物です。
何かに対して挫折した後の心の動きの一つが
「もうどうにでもなれ」という言葉に代表される衝動です。
例えば、やせるためにお菓子は食べない!とあなたが決意したとします。
しかし、友人が遊びに来て、
大好きな洋菓子屋さんのスイーツをお土産に突然持ってきてくれた
時にどうしますか。
「どうしようかな。」とコンフリクトして、
「まあ、食べちゃおう。」と気を緩めて、
「あー、今日も食べてしまった。」と後悔して、
「もう食べちゃったんだから、食べたいもん食べちゃおう」と衝動的になる。
そんな心の動きが雪崩れのようにエスカレートする現象が
もうどうにでもなれ理論なんです。
じゃあ、この現象を途中で止める、もしくは路線変更することはできるのか。
出来ます!私も日々実践しています。私の良習慣の一つですね。
それは、
1.本当の目的を考え、
2.代替案のB案を選択する
で挫折の連鎖が食い止められますよ。
今の場合であれば、
お菓子を食べないの本当の目的は
一日の摂取カロリーを減らすことだと考え、
代替案である、じゃあ夕食を抜くかでOKっす。
一度抽象化して、その抽象化した目的にかなう別の具体案を探す感じですね。
これは、挫折だけでなく、
あらゆる人生の問題にぶち当たった時にも応用できますね。
クリティカルシンキングにもつながるお話です。
あなたは、挫折の連鎖を経験したことがありますか。
以上、【人の信用を今は守る人】でした。笑
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