2020年7月8日水曜日

【お金を増やす】土井善晴さんの『一汁一菜』の提案からみる自分の価値観からの発言、ポジション・トークとは。

「家庭料理っての家庭って複数人を想定してない?」

「1人暮らしの人も多いのに、固定化された概念って感じ。」

「自分の立ち位置に基づいた発言はファンを増やすよな。」



分かります、その気づき。

こんにちは、【お金を増やす人】です。




テレビのお昼の料理番組で長年家庭料理を

伝えてきた男性というと土井善晴さんを

思い浮かべる人も多いと思います。



私は料理が趣味の一つなのですが、

私の作る料理は殆ど名前のない料理です。

例えば、八百屋などに行く際に、

これを作るからこれを買おうと事前に決めていくことは

殆どありません。



食材は一期一会だと思っているので、

私にとって料理とは、

新しいアイデアを試す手段の一つです。

私にとって、新しいアイデアとは

既存のもの同士の順列組み合わせです。



こうすると、やらされ感がまったくない。

自己成長を意識した行為に早変わりします。

その上で、この頃では

自分の集中力を高めるための土台として、

料理という行為を使っています。

という感じで料理に向き合っているので、

料理自体を職業にすることは過去はありましたが、

今後は新たな発想を得る手段の趣味として

楽しんでいきたいと考えています。



そんな家庭料理の分野でおもしろいなーと

思う人物が前出の土井さんです。

『一汁一菜でよいという提案』という本がありますので、

詳しく知りたい方は是非読んでみてください。



日本に古来からある

ご飯+みそ汁+漬物

で家庭料理はいいんじゃねという提案です。



料理に時間をかけることが愛情であるという

固定概念を取っ払いたい。

老若男女、1人暮らしの人も料理を通し、

自尊心を傷つける昭和の家庭像から生まれた

家庭料理の幻想にとらわれずに、

シンプルにして楽しんでみてはという提案です。



私は、大学生の1人暮らしをした時から、

その土地の八百屋さんに行って食材を使って

自分のつくるシンプルな名もない料理に

自尊心を傷つけられるような感情を持ったことがありません。



それは、両親の料理に対する考え方が

そうであったからだと思います。

小さい時からあまり外食に連れて行ってもらった記憶がなく、

外食を家族でしたのはたぶん両手で数えられるくらいです。



両親のどういう方針でそうなったのかは置いておいて、

家で出てくる料理は食材の質を引き出した

名もない料理の数々でした。

一番最初に家で出された料理で感動したのは、

幼稚園の時の

サラダ油でいためた

キャベツのシャキシャキ感を残した

しょうゆ掛けです。



もー匂いがたまらない。

フライパンに油を引いて、

熱くなったところに

一枚一枚むいてざく切りにした

キャベツを投入、

じゅーっという音に

キャベツと油の香りが一気に広がります。

そこにしょうゆを少々たらすと

しょうゆが少し焦げ始めたいい香りが加わります。



こんな名もなき料理が私が好きな料理です。

素材を自分の実力が伴った調理法で

最大限引き出す料理が好きです。



料理なんて名前じゃなくて、質を取ればいい。

そして、食材のうま味を感じられる

自分のいる環境で可能な調理法を使って食べればいい。



っと、料理に関しては

言いたい脱線がたくさんあるので、話を戻しますね。



土井さんは何十年もテレビで

家庭料理の作り方を伝えてきた人です。

そういう自分の明確な価値観を意識した立場から

社会に対して投げかける発言を

ポジション・トークといいます。



長年の土井さんのファンの方に

届く言葉であるのは言うまでもありません。



その上で、例えば、

日本料理店で長年勤められてきた料理人の方には

響かない言葉かもしれません。



しかし、自分の生きてきた立ち位置で発言する

ポジション・トークをしなければ、

個人の発信者として認知されていかない世界になっています。



その上で、一汁一菜に賛同した方たちの中から

社会運動という形でムーブメントが起こるかもしれません。



どちらにしても、

意見を言う時に万人に同意してもらうということはありえません。

その不安や八方美人的感覚を脱却して、

初めて自分の立ち位置から明確な断定的な発言ができます。



私のポジション・トークは

科学的根拠に基づいた実証実験を通した発言です。

今後も大切に経験値を積んでいきます。



まずは自分がどんな価値観を持って生きてきているのかを、

把握して初めて、社会にポジションを明確にした発言ができます。



あなたはどんな価値観の上に経験を重ねてきましたか。

以上、【お金を増やす人】でした。


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