2020年7月18日土曜日

【お金を守る】ウイルスについて進化生物学の範囲から人類に必要不可欠なものであることを考える。

「ドキュメンタリー映像作品って興味深いものが多いよね。」

「一つしかない真実と立場によって変わる事実は違うから、半分批判的に見ないとね。」

「最近のウイルスについても真実と事実は違うよな。」



分かります、その分析。

こんにちは、【お金を守る人】です。



深夜や週末の午後にテレビでやっている

多種多様なドキュメンタリーが好きで見ていた時期があります。

新宿歌舞伎町のホストの生き様だったり、

性同一性障害をもつ人のアイデンティティを保つ生き方に琴線が触れたり、

大量殺人者を両親に持つの息子さんの生き様だったり、

毎回、多様性のある人々の生き方に

私の知的好奇心が書き立てられていました。



しかし、今はそれほど熱心に見なくなりました。

映像ドキュメンタリー作品は、

他人の人生をこれまた別の他人の脳みそを通してまとめられたものなので、

真実を追究することはできず、一義的な事実しか得られないと気づいたからです。



それよりも、自分の人生というドキュメンタリー作品を

深く、時には浅く、重層的に考えて行動する方が、

直接自分に反響が返ってくるので、

その反応が何であれ、他人のドキュメンタリーを見るより

何倍も自分の人生が濃くなっているので楽しいです。



そんな最近の私が世の中の大半の人が

テレビや大手メディアが切り取った狭い範囲の事実だけで

一喜一憂している(新型コロナ)ウイルスについて、

私が25年以上前に高校の生物の授業で使っていた

今でも時々開く資料集のウイルスのページを基礎として、

進化生物学の範囲からウイルスの存在意義を中心にお伝えします。

ある意味、心配を吹っ飛ばして欲しいと思います。



人は脳を使えば使うほど新しい知的好奇心を満たそうと、

毎日新しいことを吸収しようと、ある意味勝手に動き始めます。

最近、自分自身がそうであるので、この実感は非常に濃いものです。



ということで、今日はウイルスについてです。

9割くらいの方がテレビや新聞、ネットニュースなど

連日の感染者数が何人であるという切り取られた事実だけで

情動を動かしているなと、付き合いのある周りの人を見ていると

そう思います。



ニュースをまとめる記者の方は締め切りと範囲を決められているため、

ある一定の範囲内での事実しか伝えられないことを

まずは知ることが大切です。



そして、与えられた事実に対して、

どの範囲で伝えられている事実なのかを考えるのには

批判的思考が大切です。



確かに、新たに検査をして新型コロナウイルスの感染疑いが

確認された人は数値として出てきます。

しかし、それに何の意味があるのだろう?と自らに問うのが

批判的思考です。



実際のところ、統計学的な意味はありません。

統計学的に、心理学的に意味がないと考える根拠は3点あります。

1.検査の母数も発表しないで、感染者数だけを発表している。

2.母数である検査数が大幅に違う数ヶ月前と比較する意味がない。

3.意味のない数字を並べられると人間は恣意的にストーリーを

  つくり、自分なりの意味を作ってしまう(心理学より)



ですので、私はテレビのニュース、時事ネタの新聞記事、

ネットニュースは一切見ません。意味がないどころか、

人々の情動を起こさせ、不安をあおっているだけという意味では、

悪影響だとさえ思っています。



では、私はどんなポジショントークをしたいのか。

それは、今まで生きてきた科学に携わる諸先輩方がまとめられた

とりあえず2020年7月時点でのウイルスにまつわる仮説を

科学的根拠のよりどころにして伝えたいです。



まず、宇宙の誕生から現時点で通説とされている説を中心に

さっくり振り返りましょう。

138億年前にビッグバンにより宇宙が誕生しました。

46億年前に原始地球が誕生しました。

ちなみに現在までに実際に地質調査で発見されている最古の岩石鉱物は

西オーストラリア州のジャック・ヒルズで発見された

ジルコン粒子のうち最古の物になります。44億年前のものです。



40億年前(±2億年)に原始生命が誕生したと考えられています。

ちなみに38億年前と推定される知られている最古の堆積岩が知られています。

この頃には海があったという証拠になります。



そして、ざっくり言うと、

単細胞生物が現れ、

多細胞生物が現れ、

私たち人類が現れ、

2020年7月18日に私がこの文章を書いています。



ちなみにウイルスの存在に人類が気が付いたのは

19世紀末です。

100年ちょっとしか経っていないので、

ウイルスがどうして存在しているのかは

3つの説があるのみです。



1.ウイルスは細胞から飛び出た“何か”である。細胞の内部には、DNAはもちろん、RNAも存在する。こういった分子が何かの拍子に細胞の外に出て、現代のウイルスにまで進化してきたのではないかという仮説



2.生物だったものが寄生的な生き方に適応し、いらないものを脱ぎ捨てていく進化をしたという最終的に細胞からリボソーム(タンパク質をつくる構造)も捨て、自分自身では増えることはできないけれども、別の生物の細胞の中に入ればその仕組を使って増殖できる(タンパク質を作れる)仕組みに進化していったという仮説



3.現代の生物につながる生命体が誕生したころに、それとは独立して進化してきたという仮説



このいずれであっても、

実は私も含めみなさんが母親の胎内にいた胎児だった頃に

生存する手助けをしていたのもウイルスであることが

2000年に発見されています。



ざっくり言うと、これも進化生物学の仮説の行きを出ませんが、

単細胞生物は火山の火口や何千メートルの海底など

私たち多細胞生物ではが到底生きられない環境下まで、進化して

生きながらえている種が現在でもいます。

つまり裏を返すと、多細胞生物は

人間を例に出すと60兆個の細胞から成り立っていますが、

それだけ多くの細胞で一つの固体が構成されているので、

進化のスピードが単細胞生物に比べてゆっくりなんです。



その進化のスピードを速めてくれているのがウイルスの

役割の一つなのではというのが進化生物学で言われている仮説です。

今回の新型コロナウイルスは

武漢にいるコウモリのDNAを人間に水平移動させて

進化させていると考えることも出来ます。

もちろん、進化というのは人間の頭で考えるような

いいものではありません。



進化というのはダーウィンが発見したように、

様々な理由に起こった遺伝子の変異により、

たまたまその時の環境に適応したものだけがたまたま生き残り、

生き残っているものが進化的変異を結果的に獲得してきたものであるんです。



つまり、ざっくり言うと進化とは

遺伝子変異というギャンブルに勝ったものだけが生き残る仕組みです。

生き物は生まれてきた時にこの進化のギャンブルに参加している訳です。

ギャンブルに負けた変異をした名もなき生き物たちの屍の上に私たちが

存在していることを忘れてはいけません。

もちろん、私たち全員がギャンブルに勝てるはずありません。

それは進化の仕組みや

どんなスーパーコンピューターで計算しようが未来は予測できない事実を

考えただけでも、受け入れなければならない事実です。



ここまで長々とした文章を丹念にお読みいただきありがとうございます。

この文章を読みきったあなたは、

テレビで連日、新型コロナウイルスの新規感染者数が発表されても

情動されませんよね。



なぜなら、ウイルスは私たちの進化のスピードを速めてくれている

存在でもあるので、コロナに打ち勝つ!みたいな

太平洋戦争のときのようなシュプレキコールを号令しても

意味のないもっと大きな事実があるわけです。



あなたは、今受け取った情報がどのくらいの大きさの事実であるか考えていますか。

以上、【お金を守る人】でした。

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